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金物部品製造S社

ケーススタディ

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日系企業の中国からの撤退支援(工場閉鎖・機械設備換価)

製造業

Situation

  • 金型部品を製造するS社は2003年、受注先の大手企業と共に中国・上海に進出を果たした。
  • 昨今の経済環境の変化もあり、受注先であった大手企業はS社に発注していた製品を自社製造に切り替えてしまった。
  • S社の取引先はこの大手1社のみであったため、事業を継続していく事が困難となり、S社は撤退を決意。会社の清算を進め全従業員の解雇は完了したものの、賃貸工場の契約満了まで残すところ2か月となり、期限までに機械設備を搬出しなければならなかった。
  • この時点で弊社はコンサルタント会社から、機械設備を可能な限り売却し撤退に関わる費用を圧縮したいという相談を受けた。

Solution

  • 売却対象の46台は殆どが日本製の2003年~2008年頃に取得された金属加工機であり、相応の中古価値が認められた。
  • 弊社が対象設備を精査し検討した結果、海外への輸出よりも中国国内での売却の方が換価額を最大化できると判断。
  • S社も経理処理の関係上、中国国内取引を希望していた事もあり、弊社は中国におけるパートナー会社を通して、売却を遂行。

Results

  • 工場の退出期限までに、全設備の売却と搬出を完了。
  • 日本と同様、中古設備を現状有姿・無保証で売却。
  • 中国国内取引としての経理・税務処理に必要な書類が全て完備された。