Situation
- A社は大手自動車メーカー向けに内外装部品を供給するTier1サプライヤー。
- グローバル戦略の一環として海外法人の株式を取得することを決定。
- 既存融資枠は資金使途が運転資金に限定されており、買収資金に充当できなかったことに加え、その他の急な支払への対応も想定し、安定した資金繰り確保を目的として、GBJに対し10億円のファイナンスを要請。
上場企業へのABLを用いた買収資金サポート
製造業
Solution
| 実行時期 | 金額 | 期間 | 担保 |
| 2025年 | 10億円 | 1年 | 売掛金・在庫 |
- 国内の主要な自動車メーカーを売掛先とするため、売掛金を主要担保とし、商品返品に伴う担保価値の毀損リスクに備えて在庫にも担保権を設定。
- 返品商品も在庫担保で補完し、万一の際にも債権保全が可能なストラクチャーを構築した。
Results
- 対象となる売掛債権について毎月のモニタリングを実施し、融資残高が適正なボロイングベース内に収まるよう、担保評価および管理を継続中。
- 本融資によりA社の資金繰りは安定し、買収資金の払い込みも無事に完了。GBJは、上場企業としての成長戦略の重要な一歩を支えることができた。