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雑貨小売A社

ケーススタディ

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小売企業の破産における最適な在庫換価(成果連動報酬型)

小売業

Situation

  • 全国約20店舗を有する雑貨小売チェーン
  • 売上不振から資金繰りに窮し破産申し立てをし、開始決定を受けた。開始決定後に全従業員が解雇されていた為、破産管財人は20店舗にある在庫の換価を店舗で行うのは人的に難しい状況に陥っていた。

Solution

  • 20店舗の内、約10店舗へ在庫を集約しての閉店セールを提案、弊社は破産管財人とアドバイザリー契約を締結。
  • 弊社は各店舗での閉店セール開催の可否、販売可能な在庫量、閉店セールを行う場合の賃料・人件費や店舗間在庫移動経費等の費用対効果を精緻に分析し、セールを行う店舗の組み合わせを立案。
  • また、破産管財人の要望に応えて店舗人員の確保、店舗賃貸人との交渉等を代行。
  • セール開催できる店舗数と期間の制限から、売り切れない在庫が一定量想定されたため、弊社がアドバイザリーを行っている他のクライアント雑貨小売企業の店舗に販売委託する付加価値を提供し、卸売業者への一括低価格売却を回避。

Results

  • 上記の戦略ミックスが奏功し、当初破産管財人に示していた計画を上回りながら推移。2015年6月現在、閉店セールを継続実施中。

・期間:約1.5ヶ月 ・売上高:55百万円(当初計画43百万円) ・前年倍率比:3.48倍(当初計画1.28倍) ・累計値引率:53.2%(当初計画64.8%)