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宝飾卸売K社

ケーススタディ

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廃業支援における在庫の全量換価 商品知見を活かした入札会実施による換価額の最大化

卸売業

Situation

  • 宝飾卸売業K社は売上低迷の煽りを受けており、代表者も高齢であることに加え後継者不在の問題を抱えていたことにより廃業を模索。
  • 債権回収を進めたいメインバンクとも方向性が一致し、廃業を具体的に検討。解散・清算プロセスを受任した弁護士より上代約2,000百万円、数量約3,500点の在庫換価を依頼された。

Solution

  • 対象となる在庫全量を一品一品詳細に確認、カテゴリー・価格帯別に仕分けを行い、より精緻な回収額を想定。換価額が上昇するよう段階的に入札会を4回にわけて開催。
  • 宝飾業界において、新品業者、古物業者と異なる業界にリレーションがある弊社が合計約10社を入札会への買い手として誘引し、単品別入札会及びロット入札会を実施。
  • 弊社の子会社であるオリエンタルダイヤモンドの店頭にて催事販売(B to C)を行い、換価額が上昇するよう取り組んだ。

Results

  • 対象在庫であった数量約3,500点すべてについて、一品一品クオリティやデザインなどの確認を行い回収額を想定の上、事前準備を万全に行うことで、換価額の最大化へと繋げることに成功。
  • 本件では、市場流通量が比較的少ないカテゴリーが多かったことから、弊社の知見を活かし、高く売れる在庫は単品形式で、その他はロット形式に分け入札会を実施。また弊社が選定した海外販路を有する買い手を含むたくさんの買い手を誘引した入札会を段階的に行ったことが換価額を押し上げ、想定していた回収率の約130%で換価でき、さらに換価額はK社の想定の約190%となった。