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美容関連事業A社

ケーススタディ

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破産案件における全量換価と即現金化

サービス業

Situation

  • 日本国内外において美容関連事業を手掛けていたA社は、コロナ禍による店舗の臨時休業や短縮営業の影響などもあり事業を停止し、債権者であったB社は担保対象となる倉庫在庫(美容機器、化粧品)に対し、担保権を実行することとなった。
  • 担保権者であるB社は、買取対応以外においては破産管財人に依頼する意向があったが、弊社にて販売スキームを構築し全量買取することで換価サポートサービスの受託に至った。
  • また、管財人担保物に関しても別途アドバイザリー契約を締結し、弊社の協力会社であるX社への全量販売をサポートすることとなった。

Solution

  • 対象在庫のうち、換価性の高い商品については、その商品の換価が高く見込める協力会社Y社を選定し、消化仕入契約を締結し販売を委託。一方、知名度の点で換価の難易度が高いと想定したPB化粧品は、弊社にて一括卸による売却を実行した。
  • 製品特性上、特に 製造物責任(PL)法の懸念があったが、損害賠償リスクについても弊社が一括で調整を行った。

Results

  • マーケット価格の下落スピードが早いことに加え、同商品の管財人担保物についてはX社から販売することが確定していた為、B社担保分の商品ついて早期売切りを優先する必要があったが、結果、約3カ月で美容機器85千点、化粧品203千点の多量在庫について全量売切りを完了。
  • 対象在庫のEC販売価格、ならびに全量卸ベースの下限目線(最低販売金額)を事前に把握できていた為、効果的なプライスコントロールを実施することができ、期待収益の獲得につながった。