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雑貨・アパレル等小売業Z社

ケーススタディ

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私的整理中の小売企業へのPre-DIP融資
在庫・売掛債権を担保としたABL

小売業

Situation

  • 業績拡大基調にあった雑貨・アパレル等小売業Z社は、銀行借入やリースを積極的に活用し出店を拡大
  • 資金調達コスト負担が増加する中、コロナ禍による売上減が直撃し、かつ新規出店した大型店舗は見込みが外れて大幅赤字となり、業績と資金繰りが急速に悪化
  • 在庫仕入の抑制によって資金繰りの維持を図るも、品揃え不足によって更に売上の低迷に拍車がかかる悪循環に陥った。
  • 中小企業活性化協議会(以下、協議会)への相談、借入金の返済停止などにより急場を凌いだものの、売上の梃入れのための仕入資金が不足し、弊社に対するPre-DIP融資の相談に至った。

Solution

  • 弊社は、Z社の保有在庫の担保価値を適切に評価し(簿価対比約80%の評価率)、ABL融資を実行。
  • Z社は弊社の融資によって仕入資金を確保し、売上の回復に向けて取り組んでいる。

Results

  • 既存金融機関が融資できないリスケ局面で、在庫等の価値を基にPre-DIP型のABL融資を実行。
  • 弊社が評価・換価経験を豊富に有する業種であることもあり、簿価対比約80%の担保価値を見出し、Z社にとって必要十分な金額を融資することができた。