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「東京都動産・債権担保融資(ABL)制度」に担保評価機関として参画

プレスリリース

DATE
2019年10月01日

動産評価のプロフェッショナルとしての実績・経験を基に、都内の中小企業の成長を支援

 

動産評価や動産の資金化、融資など動産活用のコンサルティング事業を行う株式会社ゴードン・ブラザーズ・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長(CEO):田中健二 以下「GBJ」)は、東京都が取り扱う「東京都動産・債権担保融資(ABL)制度」において、取扱金融機関に対し「動産担保評価」を行う担保評価機関として2019年10月1日(火)より参画することになりましたので、お知らせいたします。

 

東京都では、都内の中小企業の新たな資金調達の手段を提供するため、中小企業が保有する幅広い動産や債権を担保として活用できる「東京都動産・債権担保融資(ABL)制度」を創設し、2014年5月より取り扱いを開始しています。

 

GBJは100年以上の歴史をもつ米国のゴードン・ブラザーズと日本政策投資銀行の合弁会社として2006年に設立されました。世界最大の動産評価ファームであるゴードン・ブラザーズの膨大なデータベースと動産に対する高い専門性を基に、年間200件以上の評価を行っています。

 

この度GBJは、「東京都動産・債権担保融資(ABL)制度」において、担保評価や保証を行う専門機関として参画いたします。日本国内No.1の動産評価実績を誇るプロフェッショナルとしての圧倒的な実績と高い評価能力が評価され、選定に至りました。

本制度では、在庫を担保とする融資について、はじめに各取扱金融機関(きらぼし銀行/京葉銀行/千葉銀行)がお客様のご相談に応じます。その後金融機関からの依頼を受け、GBJは動産に関する高い専門性や処分実績を活用し対象動産の評価を実施し、評価結果に基づき、各取扱金融機関が融資の可否や金額を決定します。また、本制度では担保評価費用や保証料等の借入れの際に、中小企業が負担する経費の50%を東京都が補助いたします。さらに、より多くの中小企業の成長を支援していくため、今後も提携する取扱金融機関を増加する予定です。

 

今後もGBJは、動産における豊富な知見とノウハウを積極的に提供することで、日本国内の動産を有する企業の成長をサポートしてまいります。

2019年10月1日時点

 

【「東京都動産・債権担保融資(ABL)制度」について】

中小企業のみなさまが保有している機械・設備(車両、建設機械、工作機械等)や売掛債権、在庫など様々な資産を担保として有効活用し、金融機関から不動産担保に頼らずに事業資金を借り入れることができる、都独自の制度です。

URL:http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2019/09/27/04.html

 

<制度の特徴>

  • 不動産担保によらず、車両、建設機械、工作機械、売掛債権及び在庫など多様な動産や債権を担保に活用した事業資金の借入れが可能。
  • 担保の種類ごとに優れたノウハウを持つ「専門機関」が動産や債権の評価等を行い、取扱金融機関の融資をサポート。
  • 借入れの際に中小企業が負担する経費(担保評価費用や保証料等)の一部を東京都が補助。 

 

<債務者(中小企業)にとってのメリット>

  • 事業拡大・事業転換・新規事業展開など、従来の融資方法では十分な資金が確保しにくいような局面において、中小企業の資金調達の可能性が広がる。
  • 中小企業にとっては不動産担保や経営者保証、第三者保証だけに依存することなく、事業収益の源泉となる様々な資産を資金調達に活用できる。
  • 企業と金融機関等の間で、継続的な情報共有を背景にリレーションが強化され、金融機関等から企業への適切なタイミングでのアドバイスや、業績悪化時、緊急時の迅速・柔軟な支援が期待できる。

 

GBJ参画について>

  • 参画開始日:2019年10月1日(火)
  • 担保の種類:在庫
  • 取扱金融機関:きらぼし銀行、京葉銀行、千葉銀行(2019年10月1日時点)

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