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米ゴードン・ブラザーズがLaura Ashley®ブランドを取得

プレスリリース

DATE
2020年04月28日

株式会社ゴードン・ブラザーズ・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 (CEO):田中健二 以下「GBJ」)の親会社であるGordon Brothers Group, LLC(本社:米国ボストン、CEO:Ken Frieze 以下「GBG」)が、2020年4月22日に英国Laura Ashleyグループの管財人よりLaura Ashley®のグローバルブランド、デザインのアーカイブ、および関連知的財産を取得したことを発表しましたのでお知らせいたします。

 

Laura Ashleyは、1953年に英国のAshley夫妻によって設立され、家具・インテリア、ファッション製品の小売・卸売・ライセンス・フランチャイズを全世界で展開するブランドです。同ブランドは、モダンなセンスを取り入れ、典型的な英国テイストの商品を提供することで、ファッションの流行りに関係なく時代に対応し、韓国、ウクライナ、米国、日本などへも展開してきました。

 

GBGのブランドビジネスのヘッドであるRamez Toubassyは次のように述べています。
「Laura Ashleyは、偉大な英国のライフスタイルブランドであり、地域、製品カテゴリー、プライスポイントにおいて独自の強みを持っています。私たちは、創立者Ashley夫人の当初親のビジョンを復興させ、伝統的且つ独自性をもった製品を、世界中にいる長年のファンと新しいお客様の両方に届けるという使命を与えられたことを光栄に思います。」

 

GBGはブランドの新しいオーナーとして、経営陣と共に新しい市場開拓戦略を検討し、英国とアイルランドといった主要地域では、店舗の一部をスリム化したうえで維持する予定です。また、ECの強化、より戦略的な卸売チャネルの構築、またライセンシーとフランチャイズのグローバルポートフォリオの拡大にも注力していきます。

 

英国Laura Ashleyグループ各社の管財人Rob Lewis氏は次のように述べています。
「今回のプロセスを通して、GBGはLaura Ashleyブランドへの熱意を示しており、彼らのオーナーシップの下、世界中でさらにブランドが成長できる機会があるだろうことを嬉しく思います。ブランドを売却という重要な一歩を踏み出しましたが、同社の英国における店舗小売および製造部門を再生する機会を模索し続けており、これらの検討にあたりLaura Ashley社のチーム全体の努力に非常に感謝しています。」

 

GBGのブランドビジネスは、これまでうまく活用されていない、もしくは厳しい状況や休眠状態の知的財産について、評価および買収、再興、投資をグローバルに展開し、価値あるブランドの再生を実現しています。

 

今後は、GBGの一員としてGBJにおいても動産ビジネスのみならず、こうしたブランドビジネスの日本市場での発展に向け様々なサポートを展開していく予定です。

 

 

Gordon Brothers Groupについて
Gordon Brothers Groupは、1903年より貸手や企業の経営陣、アドバイザー、投資家の変化と前進をサポート。専門知識とキャピタルを組み合わせ、評価、換価、オペレーション、投資(含むブランドビジネス)といった4つのサービス領域においてクライアントにカスタマイズされたソリューションを提供し、資産を最大限活用することで、企業の成長や戦略的統合をサポート。本社を米国ボストンにおき、年間700億ドルを超える資産の換価と評価を実行、5つの大陸にまたがり25のオフィスを保有。 https://www.gordonbrothers.com/ 

 

ゴードン・ブラザーズ・ジャパンについて

動産評価、動産換価の分野で世界最大手の米国Gordon Brothers Groupと、日本政策投資銀行が主体となり合弁で設立した法人で、動産ビジネス(動産評価、動産換価、動産担保融資/出資)における国内唯一の専門会社。知見を有する動産セクターはアパレルや家電等(流通在庫)から製造業全般(機械設備/製品在庫)まで多岐にわたり、近時はリストラ/在庫コンサルティングから動産担保融資や出資、ブランド買取等のキャピタル・ソリューションまで幅広いサービス提供を行っている。 https://www.gordonbrothers.co.jp/

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