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動産担保融資(ABL)に関するご相談

本ページでは、当社が提供する動産担保融資(ABL)について、お客様や関係者から多く寄せられる質問をご紹介しております。当社のABLは、在庫・売掛債権・機械設備などの資産価値を基盤としたファイナンスであり、既存金融機関やスポンサーとの協調を重視した柔軟なソリューションです。

 

 

融資検討・対象範囲

Q:既存金融機関からリスケ中や追加融資を断られていますが、融資検討は可能ですか?

A:前向きに検討可能です。
当社が評価する担保価値(在庫・売掛債権・機械設備など)の範囲内であれば、既存金融機関のリスケ中でも、資産価値を基に融資を検討します。

 

Q:スポンサーやコンサルタント、弁護士が関与している再生案件でも対応できますか?

A:対応可能です。
当社は事業再生局面における資金繰り支援の実績が豊富であり、スポンサー・弁護士・再生コンサルタントなどと協調しながら、実行段階での資金供給を行っています。

 

Q:不動産担保余力がない企業でも対象になりますか?

A:なります。
当社のABLは不動産ではなく、在庫・売掛債権・機械設備などの動産資産を担保とするため、不動産担保余力のない企業様でもご利用いただけます。

 

Q:既存金融機関と並行して追加融資を受けることは可能ですか?

A:可能です。
既存金融機関の担保構成を尊重したうえで、セカンドポジション型ABLや協調融資の形で実施するケースもあります。

 

 

資金使途

Q:資金使途に制限はありますか?

A:ありますが、柔軟に設計可能です。
運転資金・在庫購入資金・設備資金・リファイナンス資金など、具体的用途を明確化したうえで融資設計を行います。

 

 

担保・リスク管理・モニタリング

Q:担保評価額が下がった場合の対応はどうなりますか?

A:担保価値が契約時より下回った場合は、在庫売却や返済を通じて担保評価とのバランスを調整します。
また、状況に応じて**準備金(リザーブ)**を積むなど、事前に規定された範囲で柔軟に対応します。

 

Q:担保評価費用は必要ですか?

A:借入企業様に追加費用は不要です。

当社社内の評価チームが、在庫・売掛・設備をキャピタル部と連携して査定します。ただし、借入希望企業様向けに個別の詳細評価書を発行する場合は、別途費用が発生することがあります。

 

Q:. 既存金融機関に在庫担保を提供済みですが、ABLの実施は可能ですか?

A:可能性があります。

既存金融機関との調整(債権者間協定)を行い、担保順位を整理したうえでABLを組成します。
当社は既存行と競合せず、補完関係を重視します。

 

 

融資条件・金利・期間

Q:最低融資金額・金利・期間の目安を教えてください。

A:融資金額はおおむね3億円以上(上限なし)が目安です。金利・手数料を含めた総コストは年率約8%程度、融資期間は1年以上を基本とします。

 

Q:元金返済はどのように行いますか?

A:原則として月次元金均等返済です。
ただし、資金繰り状況や担保回転に応じ、柔軟な返済スケジュールの設計が可能です。

 

 

審査プロセス・スピード

Q:.審査期間はどのくらいかかりますか?

A:通常、在庫評価に1か月前後を要します。条件が整えば、初回相談から融資実行まで最短2〜3週間、標準で1.5か月程度が目安です。

 

Q:必要書類や情報はどのようなものですか?
A:財務諸表、在庫・売掛・固定資産の明細、主要取引先リストなどをご提出いただきます。初回面談時にサンプルフォーマットを提示し、準備負担を最小化します。

 

 

協調・その他の質問

Q:他行とのシンジケーション(協調融資)は可能ですか?

A:可能です。
既存行と連携したセカンドポジション型ABLや、ファンド・スポンサーとの協調スキーム実績があります。

 

Q:財務コベナンツなどの設定はありますか?

A:原則として担保資産の価値モニタリングが中心であり、財務指標コベナンツの設定は最小限にとどめています。